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訪問リハビリのご利用について

訪問リハビリとは

かえでの風の訪問診療では薬物療法だけに限らず、訪問リハビリテーション(以下、訪問リハビリ)による心身向上・生活改善も積極的に行っております。訪問リハビリは単なる身体機能向上のための運動だけではありません。呼吸リハビリや神経筋促通(脳卒中による片麻痺など、麻痺の維持改善のため)なども行いながら、寝返る~立つ・歩くといった基本動作や家事や職場復帰などに向けた応用動作練習なども行っていきます。リハビリを通して気持ちが前向きになることで患者様がよりご自分らしく過ごす(生活の質を上げる)ことを目的としています。医師の診察の下、訪問リハビリが必要な方に必要な時間だけ患者様・ご家族のご希望に合わせて、その方に最適なリハビリテーションをご提供致します。経験豊富なスタッフが対応致しますので、ご安心ください。

訪問リハビリの対象となる条件と疾患例

1

条件

在宅療養支援クリニックかでの風 やまとの訪問診療を受けている医療保険・介護保険ご利用の方
※現在、当院で訪問リハビリが受けられるのは、在宅療養支援クリニックかでの風 やまとのみとなります。訪問範囲は訪問診療と同様にクリニックより直径16㎞です。

2

疾患例など

・退院直後の生活不安(調整可能な際は、病院に伺い、退院時カンファレンスにも参加致します。入院中のリハビリテーションをご自宅でも継続できるよう支援致します)

・がん(初期~末期の方を含む)

・運動器疾患(各骨折・関節疾患など)

・脳血管疾患(脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血など)

・循環器疾患(心不全、糖尿病など)

・呼吸疾患(COPD・肺気腫など)

・神経難病(ALS、SCDなど)

・廃用症候群(寝たきり、転倒を繰り返すなど)

※上記に該当されない方などは、直接クリニックへご相談ください。

医師と共同でリハビリテーションを計画・実行していきますので、連携がスピーディーかつ密です。急変や緊急の際にもスムーズに対応できるため、ハイリスクな方、病気を複数お持ちの方にもご安心してご利用頂いております。主治医に関しては、当院の医師の場合と、外部医療機関の医師が継続する場合があり、どちらも訪問リハビリが可能です。お気軽にお問合せください。

訪問リハビリでできること

1. 転倒の予防をする

2. けが、病気、治療、加齢により低下した身体機能を維持向上させ、日常生活活動、生活の質を改善させる。

3. 寝たきりや安静による筋肉のこわばりやじょくそう(床ずれ)を予防・改善する

4. 辛い症状を緩和する

 . 例:車いすやベッドでの楽な姿勢、動作時の負担にならない休み方などで症状を緩和します。

5. 生活しやすくするための補助具の利用方法や療養環境の整え方を知る

 . 例:最適な福祉用具を使うことで離床時間が増えたり、食事中のムセ軽減に繋がり食事量が増えたりすることもあります。

訪問リハビリのメリット

1.生活に即した指導や助言により再発や合併症の予防が行える

2.ご本人やご家族も気づかなかった課題がわかることで、問題解決に繋がりやすい

3.自分のペースで自分に合ったリハビリが受けられる

4.移動時間や交通費の節約になる

費用

費用は、介護保険改定により変更になる場合があります。

下の表は、2021年度介護報酬改定版(介護報酬は3年毎に改定)です。ご不明な点がある場合はお問合せください。

1か月費用の内訳

訪問リハビリテーション
(要介護1〜5、要支援1〜2)
単位 回/20分
自己負担額(1割〜3割) 307単位×利用回数
内容 週6回限度
退院・退所後、3か月は12回まで可
+
訪問リハビリ加算項目
リハビリテーションマネジメント加算(B)イ
訪問リハビリ加算項目
リハビリテーションマネジメント加算(B)ロ
訪問リハビリ加算項目
短期集中リハビリテーション加算
3か月毎
450単位 483単位 200単位×利用日数
医師がリハビリテーションの計画を本人、家族に
説明し同意を得るなど。要介護の方のみ加算。
厚生労働省にデータ提出とフィードバックの活用。
要介護の方のみ加算。
退院あるいは認定日から3か月以内にリハビリを
週2回以上利用した場合に、3か月間のみ加算。
矢印
合計単位×10.55円(※)×自己負担割合
※大和市の地域区分割合1単位10.55円(小数点以下切捨)
矢印
1か月費用

横にスクロール可能です

1か月費用の内訳

単位 自己負担額(1割〜3割) 内容
訪問リハビリテーション
(要介護1〜5、要支援1〜2)
回/20分 307単位×利用回数 週6回限度
退院・退所後、3か月は12回まで可
+
リハビリテーション
マネジメント加算(B)イ
450単位 医師がリハビリテーションの計画を本人、家族に説明し同意を得るなど。要介護の方のみ加算。
訪問リハビリ
加算項目
リハビリテーション
マネジメント加算(B)ロ
3か月毎 483単位 厚生労働省にデータ提出とフィードバックの活用。要介護の方のみ加算。
短期集中リハビリテーション加算 200単位×利用日数 退院あるいは認定日から3か月以内にリハビリを週2回以上利用した場合に、3か月間のみ加算。
矢印
合計単位×10.55円(※)
×自己負担割合
※大和市の地域区分割合1単位10.55円(小数点以下切捨)
矢印
1か月費用
1か月費用例(要介護、1日40分利用の場合) 1割負担 2割負担 3割負担
週1回利用、リハビリテーションマネジメント加算(B)イ 3,065円 6,131円 9,197円
週2回利用、短期集中加算、リハビリテーションマネジメント加算(B)イ 7,344円 14,689円 22,034円
週3回利用、短期集中加算、リハビリテーションマネジメント加算(B)イ 10,779円 21,559円 32,339円

事例のご紹介

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事例

「家事ができるようになった!」

脳梗塞を発症し、回復期病院を経て退院したAさん(70代・女性)。入院中のリハビリで料理の練習や買い物の練習を行っていましたが、実生活の中でできるか不安があり、訪問リハビリを利用することになりました。退院前カンファレンスに訪問リハビリの理学療法士が参加し、入院時にお世話になった先生と直接話し合い経過を共有していました。その姿を見ただけで、退院後の不安は一つ解消されました。週3回のサービスの中で、料理や洗濯、家庭菜園の水やり、布団を敷く動作などを一つひとつ確認することからスタート。できなかったことや苦手なことは、その都度、理学療法士が安全かつ効率的な動作を説明し、反復練習していきました。外出練習でも、スーパーまでの歩行や横断歩道を渡る速さの確認、車や曲がり角などへの注意など繰返し実践しました。半年後、主婦としての役割を再獲得することができたため、訪問リハビリを卒業することができました。

2

事例

なかなか治らなかったじょくそうが良くなった!

認知症を併発している心不全の方です(80代・女性)。楽しみはTV番組の鑑賞で、ほぼ1日座って過ごされるため臀部にはじょくそう(床ずれ)ができていました。訪問医と訪問看護師の治療とケアによりいったんは改善するも、生活スタイルは変わらず、一進一退を繰り返していました。そこで新たに訪問リハビリが介入し、理学療法士が安楽な姿勢でテレビを長時間楽しむことを第一にリハビリを提案。ご家族にも協力してもらい除圧クッションを使った体圧を分散させる体位を指導したり、衣類などのヨレやズレによる摩擦を減らすようアドバイスをしたりしました。また、CMになったタイミングで一度立ち上がるなど、長時間の同一姿勢をとらない工夫を凝らしました。テレビを楽しむためにと、ご本人もご家族も積極的に取り組まれました。じょくそうは縮小し寛解したため、再発予防に向け環境を整えて訪問リハビリは卒業となりました。

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事例

動けることで、生きる気力が湧いてくる!(末期がんの男性・80代の方より)

肺腺がん末期で骨にも転移が見られ、安静に過ごすしかないと、毎日天井を見つめる日々。奥様にも介護の負担をかけて申し訳ない気持ちが募り、早くお迎えが来ないかと考えて過ごしていたそうです。ところが、訪問リハビリの利用により半年振りに外気浴を楽しまれたり、書斎の書類を整理したりすることで、気持ちも前向きになりました。ご本人はリハビリをした日は疲れるけれど、お通じが良く、夜もよく寝られると喜んでおられました。ご利用前、ご家族は何かあってはいけないと身体を動かすのが怖かったそうです。しかし、利用後は適切な介助によりご本人が動けることがわかり、着替えやシーツ交換が楽になったとのことでした。散髪や足浴などご本人が喜ばれる機会を増やすことができ、ご家族の楽しみもご本人様も、家族と過ごす時間が宝物になったそうです。元気な時は照れてしていなかった息子様との晩酌を通して、改めて家族と死を迎えること、死んだ後のことなどについても話し合うことが出来、貴重な時間を過ごすことが出来たとおっしゃって旅立たれました。

楓の風ではお一人おひとりの自律を大切に、その方らしく生きることをお手伝いさせて頂いております。社会復帰や家庭での役割獲得を目指す、介助が必要でも出来る部分は自分でしたいなどそれぞれのご希望を伺った上で、リハビリをスタートします。理学療法士はご利用者様と共に、時には介護されているご家族と共に目標に向かって伴走します。どうぞお気軽にご相談ください。