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法人について

ごあいさつ

皆様、初めまして。理事長の宮木大と申します。
私たち医療法人社団楓の風は訪問診療を行うクリニックとして2012年に開設しました。
きっかけは大学病院救急部に所属していた時のことです。2、3週間ごとに救急外来に救急車で運ばれてくる一人の患者さんがいました。病気自体は重症ではないのですが、ご家族が同居していないため動けなくなったところを周囲の人たちに見つけられて救急車を呼ばれる、その繰り返しでした。
何度も受診する姿を見ていると救急外来で出来ることの限界を感じ、病院に来る前にどうにかできないだろうかと考えていました。しかし、ある時を境に救急外来に来ることは無くなりました。ご家族と同居することになったのか。あまり考えたくはありませんが最期を迎えられたのか今でもわかりません。
月日が経ちましたが、もやもやした気持ちを抱えたまま過ごしていました。以前から考えていた、このような方々を救急外来ではなくご自宅で診ることが出来ないのかという疑問に、答えてくれたのが在宅医療です。ご自宅に訪問し、診察、加療を行っていきながら訪問看護師や訪問薬剤師、ケアマネジャーといった多職種の方々を連携して患者さんがご自宅で過ごす日常を支える。こうした病院内での勤務とは少し変わった医療があることに私自身救われた思いでした。いつか在宅医療をしたい、そういった気持ちが強くなり東京都町田市にクリニックを開設しました。
2022年現在、5つのクリニックが開設しています。そのクリニック全てで訪問診療を行っており、末期癌の方々の緩和ケアや呼吸器疾患、消化器疾患、頭蓋内疾患など一つの領域に偏らずに診させていただいています。ご自身やご家族が訪問診療をしてもらえるのか、そうお考えの時にはどうぞご連絡ください。

Dr. Miyaki

医療法人社団 楓の風

理事長 宮木 大

私たちの考え

「家で生きる」、皆さんはどのようにお考えになるでしょう。「今、家で生きている」、「当たり前でしょ」。そうお考えになるかもしれません。でも、そうではない方々もいらっしゃいます。
病気になってしまったから家で過ごすことが出来なくなった。こんな状態で家で生活なんかできるわけがない。人生の最期の段階で、どのように過ごすかを自分で選択することが叶わない方々を多く見てきました。
だからこそ、楓の風はそんな方々を支えます。自分の人生をどのように過ごすかを考え、最期まで自分自身の行動を選択していきたい。そのようなお考えを持つ皆さんに楓の風は寄り添います。
しかし、そんなこと考えられない。悩みすぎて自分の行動なんて選べないし、選びたくないという方もいらっしゃいます。正解が無いからこそ悩みますよね。よろしければ、一緒に悩ませてください。その方々にとって何が出来るかを必死に考える。そのことが寄り添うことだと私たちは信じています。
家で生きる 楓の風と

組織図

組織図

沿革

医療法人社団 楓の風は、都内で初めて開設と同時に医療法人社団として認可された医療機関です。

2012年2月 医療法人社団 楓の風設立

2012年3月 在宅療養支援クリニック かえでの風 開設

2017年2月 在宅療養支援クリニック かえでの風 さがみ 開設

2019年4月 在宅療養支援クリニック かえでの風 たま・かわさき 開設

2019年8月 在宅療養支援クリニック かえでの風 やまと 開設

2021年3月 在宅療養支援クリニック かえでの風 かわさき中央 開設

2023年6月 在宅療養支援クリニック かえでの風 有床診療所 開設

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