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共に考える地域の在宅療養支援勉強会が、11月20日(木)にCafé MACHIDA Bridgeで開催されました。

2025.12.01

テーマ:『もしバナゲームで考える アドバンス・ケア・プランニング~人生会議~』

主催は、まちだクリニックです。

今回も看護師・ケアマネジャー・医療相談員と多職種の方に参加していただきました。

もしバナゲームは、縁起でもない話を、”縁起のいい時間”に変えてくれるカードゲームです。
正式名称は「もしものときのための話し合いゲーム(ACPゲーム)」。

医療や介護の現場だけでなく、家族や友人同士でも楽しみながら自分の価値観や大切にしたいことを共有できます。

「もし命があと半年と言われたら…」という想定のもと、36枚のカードに書かれたさまざまな価値観や希望から、自分にとって大切なものを選び取っていきます。
そのうち35枚は、重病の時や死の間際に「大事なこと」として人がよく口にする言葉。

たとえば、

・どのようにケアして欲しいか

・誰にそばにいて欲しいか

・自分にとって何が大事か

という内容のものに加えて、「ワイルド・カード」と書かれているカード。

このカードは、他の35枚のカードに書かれていない独自の希望がある時に使います。

先ずは35枚の中からそれぞれの『これ。』と思えるカードを5枚選びます。皆さん真剣に且つ、ユーモアに飛んだ発想で選ばれていました。

とても印象的な意見がありました。

『大切な人とお別れをする』というカードでは、

「地元に帰って、元彼が今どんな“おじさん”になっているのか確かめに行きたい!」というユーモアあふれる意見も飛び出し、参加者の皆さんから笑いが起こりました。

重くなりがちなテーマも、こうした対話を通して自然と気持ちがほぐれていきます。

『ユーモアを持ち続ける』『家族と一緒に過ごす』といったカードでは、

参加者の方から“残された家族を大切に思う気持ち”が、じんわり伝わってくる意見が聞かれました。誰かの笑顔を想像したり、最期の時間をどう穏やかに過ごしていきたいか、その場のみんなで共有し、あたたかい雰囲気に包まれました。

『自分の中でその選択は全く無かったけど、家族の事を思い浮かべるだけで選ぶカードも変わってくるんですね』と、気持ちに新しい変化が生まれた方もいらっしゃいました。

重たいテーマに見えても、誰かの言葉を通して意見交換していくと、“自分にとって本当に大切なもの”が自然と見えてくるようです。

ゲームを進めていく中で、ある参加者の方(看護師)から心に残るエピソードも伺いました。

食事があまり摂れなくなったおじいちゃんが、ある日スーパーへ出向き、大好物のお刺身を何種類もたくさん買って帰られたそうです。

そして『味だけでも楽しみたい』と、ほんの少しずつ口に含んでは、飲み込まずにそっと出す―。その時間がとても嬉しかったようで、ご本人は満足そうな表情をされていたそうです。

そんな話を聞いた参加者の方からは、『“最期の時まで五感を感じていたい“をワイルド・カードにする!』という声も上がりました。

最期に今回の勉強会を通して、

“意思決定はひとりで抱え込まないこと”

“事前に話し合う事で、迷いが軽くなること”

を実感出来た時間となりました。

今回もお忙しい中お集まりいただき本当にありがとうございました。

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次回は、12/11(木)18:15~

さがみクリニック主催で開催いたします。

沢山の方のご参加お待ちしております。

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