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“家で看取る”という選択-訪問診療医と学ぶ在宅看取り

2025.10.28

10/16まちだ勉強会

共に考える地域の在宅療養支援勉強会が、10月16日(木)に Café MACHIDA Bridge で開催されました。

テーマ:『在宅における看取り』

『在宅における看取り』についての勉強会を開催しました。今回も沢山の方に参加していただきました。

日々、患者さんやご家族と関わる中で感じていることや、いつも抱えていた想いを、全員で共有出来たとても有意義な時間になりました。

在宅で最期を迎えると言うのは、『その人らしく生ききる』事を叶える大切な選択であると同時に、ご家族にとっては大きな不安や迷いも伴います。

今回の勉強会では、そんな“こころのゆらぎ”を理解するために、エリザベス・キューブラーロスの『死の受容の5段階モデル』についても学びました。

               『Copilot 検索のブランド化』より引用

1、否認と孤立:「まさか」まだ現実を受け止めきれない段階

2、怒り:「なぜ自分が」「どうしてこんなことに」と感情があふれる段階

3、死をもう少し先延ばし出来ないのか、あるいは奇跡が起こって死を回避出来ないのかと考えて、神仏にすがったり、善行を行ったりする

4、抑うつ:深い悲しみやあきらめや悲観、絶望といった感情に支配される段階

5、受容:静かに現実を受け入れる段階

の説明を図解で説明しながら、

『4抑うつと、5受容の期間は短く、ああでもない、こうでもないと悩んでいる間に亡くなってしまうケースが多い』との説明があった時には、会場全体に一気に緊張感が漂いました。

その後の質問コーナーでは専門職ならではの質問がたくさん寄せられました。

● 訪問診療に切り替えるタイミングの見極め方は?(訪問看護ステーション:看護師)

● ご本人に必要な介護サービスを提案するが、『まだ要らない。』と言われてしまった後の対応策は?(ケアマネジャー)

● バックベットがない訪問診療に依頼した時、緊急入院の対応など当院(紹介元)だけでは対応出来ない場合もあり、不安を感じる事がある。(3次救急病院 地域連携室:看護師)

最後の質問コーナーの時間がとても好評でした。アンケートでも積極的な意見だったり、お褒めの言葉だったりとたくさんのコメントをいただきました。

今回のご参加の皆様お忙しい中お集まりいただきありがとうございました。

次回は、11/20(木)18:00~

『もしバナゲームで考える~アドバンス・ケア・プランニング:人生会議~』を開催いたします。

11月の勉強会におきましても、皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。

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